R 4.1.0が公開されたので早速Windowsにインストールして使うパッケージをインストールしていたら、この記事を書いている現在時点でRMecab
のインストールでちょっとコケたのでメモしておく。
RMecabの詳細はこちら。
上記サイトにwindowsの場合はこちらと書かれている
install.packages("RMeCab", repos = "https://rmecab.jp/R")
を実行すると、現在のところソースからインストールしなければならないです、となりコンパイル中にmecab.h
がないからコンパイルできないよとエラーが出る。
おそらく原因はR 4.1.x向けのWindows用のバイナリがまだ作成されていない(4.1.xがinstall.package()
でバイナリがないか探しに行くディレクトリ下にバイナリがまだない)ためだと思う。そのうち作者が解決してくれるかもしれないし、作者が多忙なら時間がかかるかもしれない。
解決策としてはRのパッケージの{remotes}
をインストールと、RのパッケージではないRtools40とMecabをインストールしてRtoolsの設定をしてから
remotes::install_github("IshidaMotohiro/RMeCab")
を実行するとちゃんとインストールできる。RMecabのページにも(解決策としてではないが)上記のインストール方法が記載されている。
あるいは、https://rmecab.jp/R
で公開されている4.0.x向けのWindows版のバイナリを指定してinstall.package()
でインストールする。
install.packages("http://rmecab.jp/R/bin/windows/contrib/4.0/RMeCab_1.06.zip", repos = NULL)
を実行するととりあえず、暫定最新版をインストールできる。とりまこれで(手元の環境では)どちらの方法でもちゃんと動いた。よかった。