備忘ログ

チラシの裏的備忘録&メモ

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Rでパッケージのアップデートがうまく行かなかったときに対処したこと

R

{callr}のバージョンが3.4.2から3.4.3にアップデートされたとのことで、特にアップデートしてやりたいことがあるわけじゃないけどマイナーバージョンアップなのでサクッとアップデートしようと思ったらサクッと行けなかったので対処法のメモ。 多分今回は{ca…

Rで出力した結果をオブジェクトに保存し忘れたときに使う.Last.Value

R

Rで出力した結果をオブジェクトに保存し忘れて悲しい気持ちになることがあります(!?)が、Rは最後に出力した結果を.Last.Valueという隠しオブジェクトにしまっておいてくれます。 正確には Description The value of the internal evaluation of a top-lev…

Rでデータフレームの行の和を列を選んで出す方法のメモ

R

Rでデータフレームの行の和をどの列かを選んで出す方法のメモ 全部の列の和を各行で計算する方法や、1~10列目と続いている場合にどうやって処理したらいいかはすぐに調べたらでてくるけど、どの列かを選んで計算する方法はいくつかのページの情報をまとめな…

同じ母集団からサンプリングしても100回に1回くらいは統計学的有意差が出てしまう話

R

検証方法 ランダム発生させたサンプルデータを用いてシミュレーションする 力技で全サンプリング方法についてp値を計算して確認する 順列バージョン 組み合わせバージョン 同じ母集団から2群をランダムにサンプリングしても、100回に1回くらいは同じ母集団な…

タイがなければやっぱりwilcox.testとwilcox.exactのp値は一致する

indenkun.hatenablog.com の続き(おまけ)。 Rでウィルコクソンの順位和検定を行うときに、Rに標準でインストールされるstatsのwilcox.test()を使いますが、タイがあると正確な計算ができないことからexactRankTestsのwilcox.exact()を使用したほうがいいと…

Rでウィルコクソンの順位和検定・符号順位和検定をwilcox.testとwilcox.exactでやったときのp値の差

Rでウィルコクソンの順位和検定・符号順位和検定を行うときには、Rにはじめからインストールされているstatsのwilcox.test()を使うことが多いと思いますが、 例えば wilcox.test(sample(1:9,10,replace = T),sample(1:9,10,replace = T)) Wilcoxon rank sum …

Rのlmの決定係数R^2について定義式の違いでの差がどの程度なのかプロットしてみた

indenkun.hatenablog.com の続きの蛇足。 これまでの簡単なまとめ Rのlmで求める式でのR21とR27の差について Kvalsethの式で計算したR2の差 Kvalsethとlmの式でのRの差 結局何を言いたいのか これまでの簡単なまとめ Kvalseth T. O. (1985): Cautionary Note…

RStudioの設定ファイルの場所

WindowsのRStudio Desktopの設定ファイルの場所 C:\Users\”USERNAME”\AppData\Local\RStudio-Desktop 隠しフォルダになっている。 以前、RStudioの設定をいじりまくっていたらなんとも挙動がおかしくなってもとに戻そうと思ってアンインストールして再インス…

RStudioでRtoolsを見つけてくれないときの対処法(追記あり)

(追記)R4.0.0からのRtools40ではPATHの設定が変わった indenkun.hatenablog.com RStudioでライブラリをインストールやアップデートするときにまだバイナリーができてないために、ソースからビルドするときがあります。 このときに必要になるのがRtoolsなの…

Rのlmの決定係数R^2が実数範囲で負をとりえない話

indenkun.hatenablog.com の続き Rのlmのsummary.lmの決定係数についてながながと調べてきて、切片なしで計算式が異なること、その理由が決定係数が負の値をとり得るからというところまで今までの流れ。 しかし、summary.lmのソースコードを読むと実数範囲で…

Rのlmの決定係数が切片を明示的になしとしている場合でそうでない場合と異なる理由について

indenkun.hatenablog.com の続き lmの決定係数が切片を明示的になしとしている場合で、そうでない場合とで異なる理由について、R FAQが答えてくれていた。 CRANのFAQなのでこれが公式回答でいいんだと思う。 7.41 Why does summary() report strange results…

決定係数の話の続き

決定係数の話の続き。 indenkun.hatenablog.com tss: Total sum of squares: 全平方和 rss: residual sum of squares: 残差平方和 mss: model sum of squaress: 回帰平方和(一部修正)

Rのlmで決定係数が切片”あり”・”なし”で異なる件について調べてみた

RとExcelのグラフで同じ回帰式でも決定係数が異なるが、自分はてっきりExcel側のバグかと思っていたので、正直気にしていなかったが、決定係数 R2の違い: Excel, OpenOffice, LibreOffice および統計解析ソフト R を用いてによるとソフトウェアごとのの定義…